携帯電話の電磁波問題!


  日本では、携帯電話の販売台数が1億台を超え、国民のほぼ1人が1台を持っている計算になります。
  その携帯電話から出るマイクロ派が、人体に悪い影響を及ぼしているのです。。

  携帯電話については、その電波(800メガヘルツ帯と1.5ギガヘルツ帯)がつくる電界や磁界により、
 ペースメーカーの電極間に電圧が誘導されると、誤動作をおこすおそれが指摘されています。
  また、病院の輸液ポンプが止まった例も報告されています。 世界保健機関(WHO)は、電解
 約2.5キロボルト/m以下、磁界約1〜2ガウス以下なら誤動作はしないと報告しています。
  日本では1997年に、旧郵政省所管の不要電波対策協議会が、1ワット以下の携帯電話の場合、
 安全率を大きく見込んで、22cm以上は離すようにという指針を定めています。

  また、携帯電話と脳腫瘍の発生との間に関係があるかどうかを確認する疫学調査が、
 WHOの内部組織である「国際がん研究機構(IARC)」の国際プロジェクトとして現在進められています。
   ※1メガヘルツ=100万ヘルツ 1ギガヘルツ=10億ヘルツ


電磁放射線の浸透図

大人の脳   10歳児の脳   5歳児の脳

 この10年で、子供のがん死因のトップが「白血病」から「脳腫瘍(がん)」へ変わりました。
上の写真は、携帯電話を2分間使用した時の、電磁放射線の脳への浸透を断面図で表したものです。
大人の脳に比べて子供の脳へ、より一層電磁波が深く浸透していることが分かります。
子供の脳は、頭蓋骨が薄く、水分も多く、細胞も未発達で活発に新陳代謝をする成長過程です。




頭部の温度変化

 

  携帯電話使用前の状態    携帯電話15分使用後の状態

        携帯電話を15分間かけると、頭部表面に温度変化が現れます。
        血液内の変化も認められます。
        頭部表面の温度変化は、脳内の温度変化も伴います。




脳に有害物質が浸透

  

スゥェーデンのルンド大学で、バーティル・パーソン博士とレイフ・サルファード博士たちが行った、ねずみ1002匹を使った実験

      携帯電話の基準値の1万分の1の弱い電磁波を2時間浴びさせると、脳の温度に
     影響を与えなくても、血液脳関門の機能が低下していて、通常は分子量が大きく脳内に
     入れない有害物質のアルブミンが脳内に染み出すことが明らかになりました。博士たちは、
     「成長過程の若い人達が毎日携帯電話を使い続けると、十数年後に思わぬ影響が
     表れる可能性は否定できない」
と、論文で指摘しています。



喫煙より危険??!!!

 携帯電話は喫煙やアスベストよりはるかに多くの人を死に至らしめている可能性があるとガンの研究で
受賞した専門家が、結論を出しました。
 彼は、人間はできるだけ携帯電話の利用を避けなければならないと警告して、政府と携帯電話事業者は、
携帯電話の電磁波発生量を下げるために、「早急な改善策」を講じなければならないと述べています。

 研究は、ヴィニ・クァラナ博士によって、最も衝撃的な告発ではありますが、健康への直接のリスクとして
公表されました。次々に証拠が報告されており、10月には科学専門情報機関「IOS」から報告されます。
10年以上に渡って携帯電話を使用していると、脳のガンになる危険性が2倍になるということです。

 クァラナ教授は、過去16年間で14の賞を授与し、36以上の科学書を出版した最高の神経外科医であり、
100以上の携帯電話の影響に関する研究について説明しました。
 彼は、携帯電話が緊急時には命を救うことも認めてはいますが、「携帯電話とある種の脳腫瘍の関係性の
証拠が著しく増えている。」と結論付け、この10年間で"決定的に証明される"と信じていて「悪性脳腫瘍」は
致命的な病気であるという注意も付け加えています。

「この危険性は、アスベストや喫煙よりはるかに広い公衆衛生上の結果になると予測されます。」
 現在世界中で、30億人が携帯電話を使用し、それは喫煙者より3倍多い数になります。
そして、煙草は毎年世界中で約500万人を死に至らしめています。また、アスベストによる死者は、
英国では、交通事故と同人数ほどになっています。


●影響を少なくする方法●

   (1)携帯電話は耳に押し当てず、頭部から2〜3cm離して使用する。
      耳に押し当てた場合、頭部に吸収されて無駄な電磁波が多くなります。

   (2)電波のつながり易いところで使用する。
      電波の状況が悪いと、電波の出力レベルが自動的に上がるようになっています。
      アンテナが3本出ているところで使った方が余計な電磁波を浴びずにすみます。

   (3)携帯電話をかけた瞬間は、頭部から離す。
      携帯電話は、掛けた瞬間に出力レベルが高くなります。

   (4) イヤホンマイクをつける。
      コードがアンテナの役割をしてくれるので影響がかなり減らせます。


●データによると!!!●

                (1)脳がんの発生率が25%上昇
                (2)耳に当てて使う側の脳腫瘍の発生率が2.5倍
                (3)20分間携帯電話を使うと、3時間理解力が低下
                (4)5〜6歳児が2分間使用すると、1時間頭脳活動が低下
                (5)携帯電話を10年間使用することで脳腫瘍のリスクが77%も増加する

         

 
 いまの段階では、専門家の間でも意見がわかれていますが、ここまで見てくると
 携帯電話の出す電磁波の危険性は、想像よりもはるかに大きいと言えるでしょう。  
 毎日頻繁に使用する物だけに、気分がいいものではありません。。。。
 10年後、「あのとき、もっと真剣に考えておけばよかった……」なんて結果には
 誰もなりたくはない。
 



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